2024年 京都カレンダー

太洋堂が企画・制作する2024年カレンダー。

写真家 中田昭先生の美しい写真と紹介文により、今回も『源氏物語』をテーマに新たなカレンダーが完成いたしました。

『HIKARU KYOTO』は、京都から『源氏物語』の情景を呼び起こします。

ご自宅やオフィスで「京都」を感じていただけるよう、お一人でも多くの京都ファンの方にこの作品をお届けできれば幸いです。

日ごろの感謝をこめて、送料無料の「5部セット」「10部セット」「20部セット」をご用意いたしました。

大切な方への贈り物にも最適です。ぜひ商品ページをご覧ください。

作品について

【1−2月】 「朝陽慶賀」 広沢池

風光明媚な嵯峨野は嵯峨天皇をはじめ皇族や貴族達が、山荘・寺院などを営んだ地であった。

【3−4月】 「桜花微笑」仁和寺

物語では「西山なる御寺」と想定される。山桜で彩られる雅な金堂は、慶長期の紫宸殿を移築。

【5−6月】 「薫風爽快」下鴨神社

賀茂祭 斎院御禊の日、行列の見学場所を巡って葵上と六条御息所が激しい車争いをした(葵巻)

【7−8月】 「瑞雲光彩」将軍塚より

揺れ動く光源氏の心を象徴するかのように雲の中から現れ、吉兆を予感させる彩雲。

【9−10月】 「紅葉秋風」永観堂

伽藍をつつむ鮮やかな紅葉に惹かれ、光と頭中将が青海波を舞った場面(紅葉賀の巻)が浮かんでくる。

【11−12月】 「立砂雪景」上賀茂神社

細殿前に盛られた一対の砂の山は、古代祭祀における祭神の依代であった立砂。境内摂社・片岡社には母神の賀茂玉依姫命が祀られ、紫式部も訪れたという。

商品ラインナップ

写真撮影:中田 昭(なかた あきら)

(社)日本写真家協会、日本写真芸術学会 会員。

主な著書、共著に

『京都の祭り暦』『京都の大路小路』『源氏物語を行く』『春夏秋冬 京都四季めぐり』(小学館)

『京都桜・夏・紅葉・冬物語(全4冊)』『幕末京都』『京都 四季の庭園』(光村推古書院)

『光源氏が見た京都』『新選組が京都で見た夢』(学習研究社)

『京都御所 大宮・仙洞御所』『桂離宮 修学院離宮』(京都新聞出版センター)

『日本の庭園・京都』(PIE BOOKS)

『古寺巡礼京都 鞍馬寺』『古寺巡礼京都 萬福寺』『古寺巡礼京都 泉涌寺』『古寺巡礼京都 高山寺』『古寺巡礼京都 西芳寺』『古寺巡礼京都 寂光院』『古寺巡礼京都 清涼寺』(淡交社)

近著に『京都紅葉散策』(光村推古書院)など。

2001.8〜 JR東海・新幹線車内誌『ひととき』の表紙写真連載中。